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冷めたコーヒーとテーブルの向こうで

戯言のように吐く 冷めたコーヒーの前

テーブルの向こうでは テレビが今を描く

広くなった部屋の隅 当たらない光がある

隣の声は今日も 定刻通りにただいま

 

醒めない癒えない  心 崩れそうな

 

触れることのない未来 さよならは消えなくて

足りなかった言葉は ドアの中怯えてた
明けない夜がない事もわかってるって

月明かり中で朝を待っている

 

ぎこちない2日前の 詰まった返事の声

夕食は枯れた会話 食器の音が奏でてる

 

言葉もない最後のセレナーデ

 

永遠というものはない 気付いたのは失くした時

蒼く輝く遠い日の 温もりは風になる

絡まりあった糸のようなこれまでの日々に

解かずに切り離していく 突然に

 

消えないで街の灯りが一つ消えていく

朝が来る光は希望じゃないそんなんじゃない

 

触れることのない未来 さよならは消えなくて

足りなかった言葉は ドアの中怯えてた

永遠というものはない 気付いたのは失くした時

蒼く輝く遠い日の 温もりは風となる

Folk&Rock / Singer-songwriter

TSUDA YUKI

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