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恋文
好きだったあの顔も その声も全部
きっと僕だけのものだと思っていたんだ
素っ気無かったな 悟りきったように
目の前の僕を遠ざけ今日が終わる
いつもの改札を抜け 君の居る町を後にした
何もなかったこの場所に 快速電車は過ぎ去る
手紙の封を開けて 少し君の香りがした
もう戻らない帰らない 愛しき日々よ
過ぎ去る町を背に最後のありがとうを
引き出しに眠る恋は想いを綴った3年間
一時の夢も破れずに未練がましい君よ何処へ
恋人と呼ばれる中 幾度のドラマが待ち受けて
もう戻らない帰らない紡いだ花よ
君が立っているはずの此処に風が吹いた
手紙の封を開けて 少し君の香りがした
もう戻らない帰らない 愛しき日々よ
過ぎ去る町を背に最後の
もうあの町に行く事なく結婚でもしているのだろうか
哀しくもない喜びも愛しき日々よ
伝えたかった恋の終わりにありがとうを
Folk&Rock / Singer-songwriter
TSUDA YUKI
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