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あの花のように

昨日までの涙もあの日に刻んだ痛みも

なんかどうでもよくなったよ

過ぎてったあの夜も 誰かの心の中も

見えない何かに怯えていた

 

正しいと思うことはなんだ

守るべきものは何処にあるんだ

彷徨って答えを急いでいた

不意に聞けたらいいのに

少しは変わる気がするのに

儚い想いはこだましている

 

真昼の月が見つめてる

太陽はまだそこにあるのに

「泣いても笑っても過ぎてゆくよ向日葵のように強く咲け」

 

またここから走り出せるチャンスはある

心が叫んでる

この胸の奥で抱いてるものは

側にいるあなた 一番近くのあなた

そこにきっと愛はある

 

言葉にできない、届かない

溢れる弱さに俯いてる

「雨の日には傘を差そう雲の奥に光はある」

 

目を閉じて浮かべてみる

遠い場所のあの日がここにある

限りある命の途中で

あなたに見せたいあなたに届けたい

僕が覚えていく愛を

 

長い長い時が経っても

きっと忘れないから

 

想い出の中で煌めいてる

美しくて時々悲しくて

あなたの言葉は胸の奥でずっと

刻まれてる最後の時まで

あの日に散りゆく花のように

どんな時も優しくて強くて

追いかけてたどり着く様に

あなたに見せたいあなたに届けたい

教えてくれた愛を あの晴れた日の涙は

今日からもそしてこれからもずっと

Folk&Rock / Singer-songwriter

TSUDA YUKI

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